04.建築材料について

アンコール都城と寺院の旅
建築材料について
寺院や塔を造る素材ですが、先ずどこにでもある赤い土から粘土質を切り出して放置すると含有鉄分でコンクリートより硬いという「ラテライト」になります、これを塀や城壁などや基壇のアンコに使います、
ラテライト→

全土が赤い土

ラテライトのアンコを包む化粧の砂岩
そしてラテライトは固くて細工が出来ないし多孔質で見栄えが良くないですからアンコにして砂岩で化粧します、普通は「灰色砂岩」ですが、バコンでは珍しい「黄色砂岩」が使われています、もう一つ珍しい「赤色砂岩」がバンテアイ・スレイで使われています、
黄色砂岩↓
赤色砂岩↓灰色砂岩→
なお砂岩の産地はよくわからないようですが、山がないこの国ですから遠くから水運で運んだことだけは確かです、
砂岩によくある穴は運搬の挟み穴ともいいますが木材固定の穴にも見えるし定かではない、砂岩やラテライトにある穴
珍しいバコンの黄色砂岩
さらに地震がないこの国ですから、驚いたことに石もラテライトも煉瓦も接着剤無しの積み木細工なのです、置いただけでよくも千年もの間持っているものです。
他にはアンコ材で煉瓦が使われます、特にロリュス時代はまだ砂岩が少なく煉瓦が主に使われていますもちろん木も使われていましたが今は残りません、
煉瓦→